思い出は炎のごとく
2008.05.26(13:08)
俺だ。ボギーだ。雨の週末。
時間を持て余した俺は、秘密の小箱を開けてみた。
秘密の小箱と言えば聞こえはいいが、子供で言うならお道具箱だ。
その時々の趣味嗜好あるいは思い出の品をまとめて放り込んでいる、
俺の人生が凝縮されている箱と言ってもいい。
前回この箱を開けてから何年たったのか、俺は思い出すことができなかった。
懐かしい品々の中に、学生の頃手に入れたひとつのオイルライターがあった。
学章が刻み込まれたZippo製のライターは手にするとズシリと重い。
眺めていると疾の昔に忘れ去ったはずの遠い過去の記憶が次々に蘇る。
不意に火を点けてみたい衝動にかられた。
長年放っておいたためすでにオイルは蒸発してしまっている。
しばらくオイルライターは使っていなかった。当然、買い置きのオイルもない。
間に合わせのオイルを満たし、一本タバコを抜き取り口にくわえた。
遠い過去の記憶と同化できるのではないかという淡い期待をいだき、
フリント・ホイールにかかった親指に力を込めた。
目の前にパッと過去の記憶が広がったと思ったら、広がったのは大きな炎だった。
しばらくリアルハードボイルドは休業せねばなるまい。
前髪がオバケのQ太郎に出てくる小池さん状態=チリチリになっちまった。
あれほどの大きさの炎になるとは想像だにしていなかった。
オイルライターには専用オイルを入れるべきだ。
灯油を入れるのはやめたほうがいい。
不幸中の幸いと言うべきか、眉毛は元気だ。
描かずに済んだだけでも良しとしなければいけない。
また会おう。
↓ またしても緊急事態だ。ぜひぜひお願いぴょん!!












