失意のハードボイルド
2008.04.28(23:39)
俺だ。ボギーだ。2日前、俺は言葉にできないほどのショックを受けた。
以来、とてもブログなどを書く気にはなれない精神状態だった。
弱肉強食の世の中だ。
弱い者は敗れ、強い者だけが残る。
あたりまえのことだ。
しかしハードボイルドとは言っても人の子だ。
悲しみに暮れることもある。
この2日間は、そうだな、喪に服していたと思ってもらっていい。
俺は、愛すべき家族の一員を失ってしまった。
苦労を分かち合い、ともに喜び、ともに悲しんだ。
そんなパートナーを失ってしまった。
アンジェラがデビッドに食われちまった!
男と女の話なんかじゃないぞ!
ザリガニの話だ。
文字通り食われちまった。
アメリカザリガニなのでハイカラな名前をつけていた。
アンジェラは俺の手から直接エサをハサんで持って行く可愛いヤツだった。
その反面、脱走を繰り返すヤンチャな一面ももっていた。
アンジェラとデビッドはとても仲が良いはずだった。
水を換えた後などは、少し目を離していると、
必ず二匹でえっちぃことを始めていた。
ザリガニのえっちに関していえば、
俺は世界でも有数の研究者であったはずだ。
なに?覗き?出歯亀?
バカなことを言うな!
俺は電柱に登って見ていたわけでもなけりゃ、
カーテンの隙間ごしに見ていたわけでもない!
真昼間に俺の部屋の真ん中でそういうことしてる方が悪い。
なにはともあれ、俺はとめどなくあふれる涙を抑えつつ、
アンジェラの遺骸を生ゴミに出した。
今日はこれ以上のオチはない。
また会おう。
危機だの急降下だのという段階じゃない。
「もはや次の一撃がわれらの最後の別れとなるだろう。」って段階。










