雪に幻惑されたハードボイルド
2008.02.03(17:30)
俺だ。ボギーだ。今朝、目を覚ましカーテンを開けると、一面の雪だった。
なんてこった…。
俺は悩んだ。
俺は生まれてこのかた寒い地域に住んだことはない。
雪などひと冬に1・2度見るかどうかだ。
だから、実は、俺は、雪を見ると狂喜乱舞してしまう!
ところがだ。中途半端に降った雪はスベる。おまけに俺はハードボイルドだ。
トレンチコートにソフト帽、そして靴はと言えば革底のストレートチップだ。
ハードボイルドにゴム底のビジネスシューズなどありえない。
革底の靴で雪の降る中出かけて行けば、
産まれたばかりのヤギの赤子状態になる。あるいは初めてのスケート小憎だ。
確実にスベる、コケる、格好が格好だけに余計に恥ずかしい。
だから悩む。雪で遊びたい。でもハードボイルドと雪は両立できない。
ならば今日一日だけハードボイルドをかなぐり捨てるか。
俺の心は決まった。今日はハードボイルドはお休みだ。たまには休みもあっていい。
防寒具に身をつつみ、しっかりと長靴を履き、ミッキーのカチューシャまでつけて、
俺は外へと飛び出した。そして我を忘れて心ゆくまで雪と戯れた。
満足だ…。もう、思い残すことはない、今日は。
これでまた明日からハードボイルド業に精をだせるぜ。
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